ホルムアミド

基本情報

• 化学名: ホルムアミド
• CAS番号: 75-12-7
• 化学分子式: CH3NO
• 示性式: HCONH2
• 分子量: 45.0409
• Hs コード: 2924199090
• Mol ファイル ダウンロード: 75-12-7.mol

別名: イミノメタノール , 1-イミノメタノール , メタンイミド酸 , メタンアミド , ホルムアミド , アミノホルムアルデヒド , ホルムイミド酸 , ホルミルアミン , アミノメタノン , methanimidic acid ,

関連する cas 番号: 78587-05-0 78-59-1 75-29-6 7646-79-9 7787-47-5 7791-28-8 76-30-2 70-54-2 75-09-2 76180-96-6

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 無色吸湿性油状の液体
• その他特徴: 水、アルコールと混和する。エーテルにきわめて微溶。腐食性がある。
• 分子量: 45.04-45.05
• 比重: 1.12-1.13
• 比重測定温度: 20-25deg C
• 溶解度記述: 易溶
• 蒸気圧: 29.7hPa
• 蒸気圧測定温度: 129.4deg C
• オクタノール／水分配係数: -1.51
• 融点: 2.5-2.6deg C
• 沸点: 210-210.5deg C
• 燃焼性: 可燃性。５９０℃以上で蒸気は大気中で燃える。貯蔵の間に爆発したことがある。ヨウ素、ピリジン、三酸化硫黄と混合してはいけない。
• 引火点: 154deg C
• 混合危険性: 酸化剤との混合
• 熱分解性: 加熱分解し、有毒なＮＯｘガスを発生
• 生物分解性: 良好
• 熱安定性: 不安定
• 生物分解性: 良分解性
• オクタノール／水分配係数: -1.61
• オクタノール／水分配係数: -1.67

安全性情報:

• ピクトグラム: T
• 危険コード: T
• ステートメント: 61-41-37/38
• 安全に関する声明: S45-S53
• 生態毒性: 10 ホルムアミド 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 >1000 ㎎/L 1 1;10 ホルムアミド 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 10 ㎎/L 2 1;10 ホルムアミド 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 >1000 ㎎/L 3 1;10 ホルムアミド 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 10 ㎎/L 4 1;10 ホルムアミド ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >1000 ㎎/L 5 1;10 ホルムアミド ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >100 ㎎/L 6 1;10 ホルムアミド ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 100 ㎎/L 7 1;10 ホルムアミド 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 >100 ㎎/L 8 1

用途:

• 法規制番号: (2)-681 , LQ0525000 , EINECS2008420 , TSCA(75-12-7) ,
• 用途语: ホルムアミド（Formamide）は、有機合成や生化学、医薬品製造などさまざまな分野で使用される有機化合物です。主な用途の一つは、有機合成における溶媒としての役割です。ホルムアミドは水との混合物として広く使用され、反応条件の制御や触媒の活性維持に寄与します。また、ホルムアミドは生化学研究においてDNAやRNAの溶解、特異的な反応条件の提供など、生体分子の解析にも利用されます。医薬品製造においては、ホルムアミドは一部の医薬品の製造工程において中間体や溶媒として用いられ、有機合成化学や医薬品開発において多岐にわたる役割を果たしています。