硫化ビスマス

基本情報

• 化学名: 硫化ビスマス
• CAS番号: 1345-07-9
• 化学分子式: Bi₂S₃
• 分子量: 514.15
• Mol ファイル ダウンロード: 1345-07-9.mol

別名: Bismuthsesquisulfide;Bismuth sulfide;Bismuth(3+) sulfide;C.I. 77172;Dibismuthtrisulfide;

関連する cas 番号: 10128-91-3 10436-16-5 10252-66-1 16536-57-5 15498-31-4 10267-94-4 16807-60-6 13466-38-1 13573-98-3 13124-18-0

化学物質詳細情報

物性情報:

安全性情報:

• ステートメント: 36/37/38

用途:

• 法規制番号: (1)-101 , EINECS2157160 , TSCA(1345-07-9) ,
• 紹介と応用です: 硫化ビスマス（Bismuth(III) sulfide）は、ビスマス化合物を製造するための出発材料として化学工業で使用されます。また、ガラス工業では Coloring agentとして、独特の色をガラス製品に与えるために使用されます。電子セラミックスの製造にも利用されており、さまざまな電子デバイスに欠かせない部品です。さらに、γ線検出に重要な材料となるScintillator BGO（ビスマスジルマニウム酸化物）の製造にも使用されます。超伝導体の開発にも利用されており、ある一定温度以下では電気抵抗がゼロであり、磁場を排除する特性を持ちます。ビスマス(III)硫化物は、茶色の黒い斜方晶系の結晶で、密度は6.78 g/cm3、モースの硬度は2度です。850℃で溶融し、水には不溶けながら酸には溶けます。ビスマス溶液から水酸化水素で沈殿させたものがビスマス(III)硫化物であり、自然に存在する鉱物ビスマスナイトと呼ばれています。