五硫化アンチモン

基本情報

• 化学名: 五硫化アンチモン
• CAS番号: 1315-04-4
• 化学分子式: S5SB2
• 示性式: SB2S5
• 分子量: 153.816
• Hs コード: 2830902000
• Mol ファイル ダウンロード: 1315-04-4.mol

別名: 5硫化アンチモン , 五硫化アンチモン , ANTIMONYPENTASULFIDE ,

関連する cas 番号: 10139-47-6 15017-02-4 16833-52-6 12001-31-9 106-93-4 15950-66-0 111-94-4 112811-65-1 13983-17-0 12070-12-1

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: トウ赤色非晶質の粉末。オレンジイエロー粉末。
• 臭気: 無臭
• 分子量: 403.8-403.85
• 比重: 4.12-
• 溶解度記述: 不溶
• 燃焼性: 加熱すれば炎をあげて燃える。衝撃で中程度の爆発。
• 混合危険性: 酸、酸煙と接触するとイオウ酸化物とアンチモンの非常に有毒なガスを発する。
• 混合発火危険性程度: 強酸化剤と化学反応により燃える。強酸化剤との接触で自然化学反応により中程度の爆発。
• 酸アルカリ分解性: 濃塩酸に溶けてイオウを遊離し塩化アンチモン（ＩＩＩ）となる。アルカリに溶けてチオアンチモン酸塩となる。
• 熱分解性: 加熱により分解してイオウ酸化物、アンチモンの非常に有毒なガスを発する。
• その他の化学反応: 塩素水，硝酸により分解する。

安全性情報:

• ピクトグラム: F
• 危険コード: F
• ステートメント: 11
• 安全に関する声明: 36/37/39-26

用途:

• 法規制番号: (1)-1154 ,
• 用途语: 五硫化アンチモン（Antimony pentasulfide）は、アンチモンと硫黄から成る無機化合物で、主にピグメントや火薬の製造に使用されます。この化合物は、黄色い色素として利用され、絵具や顔料の製造において彩色剤として広く用いられます。また、五硫化アンチモンは火薬の一部としても利用され、火花を発生させるための着火薬として機能します。さらに、この化合物は一部の医薬品や農薬の製造においても使用され、特定の化学反応における触媒としても役立ちます。その特有の性質により、五硫化アンチモンはさまざまな産業分野で用途を持つ化学物質です。