ｐ－ジクロロベンゼン

基本情報

• 化学名: ｐ－ジクロロベンゼン
• CAS番号: 106-46-7
• 化学分子式: C6H4CL2
• 示性式: (C6H4)CL2
• 分子量: 147.004
• Hs コード: 2903.61 Oral rat LD50: 500 mg/kg
• Mol ファイル ダウンロード: 106-46-7.mol

別名: 4-クロロフェニルクロリド , 1,4-ジクロロベンゼン , 1,4-dichlorobenzene ,

関連する cas 番号: 137109-45-6 147540-80-5 182250-70-0 19615-06-6 132483-57-9 1485-92-3 12221-37-3 1825-09-8 1197-34-8 1619-89-2

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 白色の三斜晶系結晶
• 臭気: 強い臭気，鋭い刺激臭
• その他特徴: 揮発性（昇華性）
• 分子量: 147-147.01
• 比重: 1.45
• 比重測定温度: 20-20.5deg C
• 蒸気密度: 5.08
• 水溶性: 87.15-100
• 水溶性測定温度: 25-35deg C
• 溶解度記述: 水に不溶
• 蒸気圧（25℃）: 1.76hPa
• 蒸気圧: 0.6-1.8hPa
• 蒸気圧測定温度: 20-30deg C
• オクタノール／水分配係数: 3.37-3.39
• 融点: 53-54deg C
• 沸点: 173.4-174.12deg C
• 燃焼性: 熱、炎、酸化剤にさらすと燃える可能性あり。
• 引火点: 65.6deg C
• 混合危険性: 酸化剤と激しく反応し得る。
• 代謝性: ウサギの経口投与実験によると主な尿中代謝物として２，５－ジクロロフェノールが検出されている。
• 熱分解性: 熱に不安定
• 生物分解性: 良好
• 熱安定性: 不安定
• 生物分解性: 難分解性
• 生物濃縮性: 低濃縮性
• オクタノール／水分配係数: 3.39

安全性情報:

• ピクトグラム: Xn,N,T,F
• 危険コード: Xn,N,T,F
• ステートメント: 36-40-50/53-39/23/24/25-23/24/25-11
• 安全に関する声明: S36/37-S46-S60-S61
• 生態毒性: 7 p-ジクロロベンゼン 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 >6.5 ㎎/L 1 1;7 p-ジクロロベンゼン 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 2.2 ㎎/L 2 1;7 p-ジクロロベンゼン 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 7.1 ㎎/L 3 1;7 p-ジクロロベンゼン 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 5.6 ㎎/L 4 1;7 p-ジクロロベンゼン ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 2.5 ㎎/L 5 1;7 p-ジクロロベンゼン ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 0.32～0.56 ㎎/L 6 1;7 p-ジクロロベンゼン ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 0.10 ㎎/L 7 1;7 p-ジクロロベンゼン 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 2.2 ㎎/L 8 1;7 p-ジクロロベンゼン 魚類急性毒性試験 14日間 半数致死濃度 魚類 LC50 1.6 ㎎/L 9 1;7 p-ジクロロベンゼン 魚類急性毒性試験 21日間 半数致死濃度 魚類 LC50 1.4 ㎎/L 11 1;7 p-ジクロロベンゼン 魚類急性毒性試験 21日間 無影響濃度 魚類 NOEC 0.9 ㎎/L 12 1;12 p-ジクロロベンゼン 魚類初期生活段階毒性試験（ELS試験）最小影響濃度 魚類 LOEC 1.2 ㎎/L 13 1;12 p-ジクロロベンゼン 魚類初期生活段階毒性試験（ELS試験）無影響濃度 魚類 NOEC 0.60 ㎎/L 14 1;17 p-ジクロロベンゼン 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 5.4 ㎎/L 1 1;17 p-ジクロロベンゼン 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 0.83 ㎎/L 2 1

用途:

• 用途語: 中間物;合成樹脂;殺虫剤殺菌剤等
• 利用例: 防疫用殺虫剤 , 有機塩素系殺虫剤 , 燻蒸剤 ,
• 法規制番号: (3)-41 , EINECS2034005 , CZ4550000 , TSCA(106-46-7) , UN-3082 , UN-3077 ,