フタル酸ジ（２－エチルヘキシル）

基本情報

• 化学名: フタル酸ジ（２－エチルヘキシル）
• CAS番号: 117-81-7
• 化学分子式: C24H38O4
• 示性式: (C6H4)(C00C8H17)2
• 分子量: 390.563
• Hs コード: 2917.34
• Mol ファイル ダウンロード: 117-81-7.mol

別名: ビス(2-エチルヘキシル)フタラート , フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル) , ビス(2-エチルヘキシル)=フタラート , フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) , 1,2-ベンゼンジカルボン酸ビス(2-エチルヘキシル) , フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) , 1,2-ビス(2-エチルヘキシル) ベンゼン-1,2-ジカルボキシラート , 1,2-bis(2-ethylhexyl) benzene-1,2-dicarboxylate ,

関連する cas 番号: 135-61-5 109293-97-2 132843-44-8 10026-04-7 1309-64-4 106-99-0 10025-64-6 1461-22-9 103361-09-7 112-12-9

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: ほとんど無色油状の液体
• その他特徴: 耐揮発性，低温柔軟性，危険物
• 分子量: 391
• 比重: 0.98
• 比重測定温度: 25deg C
• 水溶性: 0.4
• 蒸気圧: 2.3e-07-1.2hPa
• 蒸気圧測定温度: 20-200deg C
• オクタノール／水分配係数: 4.89
• 融点: -55deg C
• 沸点: 290-390deg C
• 引火点: 218deg C
• 代謝性: 体内では脂肪組織での残留性が比較的高い。尿中には主として酸化を経た代謝物が排泄され、未変化体の排泄はきわめて少ないが糞中および胆汁中へは未変化体が排泄される。
• 生物分解性: 良分解性
• 生物濃縮性: 低濃縮性

安全性情報:

• ピクトグラム: T,F
• 危険コード: T,F
• ステートメント: 60-61-39/23/24/25-23/24/25-11
• 安全に関する声明: 53-45-36/37-16
• 生態毒性: 8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 >100 ㎎/L 1 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 100 ㎎/L 2 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 >100 ㎎/L 3 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 30 ㎎/L 4 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >100 ㎎/L 5 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >30 ㎎/L 6 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 10 ㎎/L 7 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 75 ㎎/L 8 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 魚類急性毒性試験 14日間 半数致死濃度 魚類 LC50 >49 ㎎/L 9 1;8 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 魚類急性毒性試験 14日間 無影響濃度 魚類 NOEC 22 ㎎/L 10 1;13 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 魚類初期生活段階毒性試験（ELS試験）最小影響濃度 魚類 LOEC 1.0 ㎎/L 13 1;13 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 魚類初期生活段階毒性試験（ELS試験）無影響濃度 魚類 NOEC 0.56 ㎎/L 14 1

用途:

• 用途語: 輸出;中間物;ゴム製品;合成樹脂;ゴム用添加剤;樹脂用添加剤
• 利用例: 殺ダニ剤 ,
• 法規制番号: TI0350000 , EINECS2042110 , (3)-1307 , TSCA(117-81-7) ,