酢酸イソブチル

基本情報

• 化学名: 酢酸イソブチル
• CAS番号: 110-19-0
• 化学分子式: C6H12O2
• 示性式: CH3COOCH2CH(CH3)2
• 分子量: 116.16
• Hs コード: 2915.39
• Mol ファイル ダウンロード: 110-19-0.mol

別名: イソブチル=アセタート , 酢酸2-メチルプロピル , エタン酸イソブチル , 酢酸イソブチル , 2-メチルプロピル アセタート , 2-methylpropyl acetate ,

関連する cas 番号: 11141-16-5 10039-54-0 147150-35-4 124495-18-7 131475-57-5 136-78-7 112-96-9 135-62-6 1313-60-6 124-17-4

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 液体、無色
• 臭気: 甘い果実様香気
• その他特徴: 中性
• 分子量: 116.16-116.18
• 比重: 0.86-0.87
• 比重測定温度: 15-20deg C
• 蒸気密度: 4-
• 水溶性: 5500-
• 溶解度記述: 水に微溶
• 蒸気圧: 12.8-hPa
• 蒸気圧測定温度: 10-deg C
• オクタノール／水分配係数: 1.6
• 融点: -98.85-deg C
• 沸点: 116-118deg C
• 燃焼性: 火災、爆発の危険性あり。熱、炎、酸化剤にふれると引火の危険性あり。
• 発火点: 422.8deg C
• 引火点: 18deg C
• 混合発火危険性程度: 酸化剤に触れると引火危険性あり。
• 爆発範囲: 1.3%
• 代謝性: 人体に吸収されると酢酸とイソブタンを生ずる。
• 熱分解性: 加熱すると分触して刺激性のガスを発する。
• 熱安定性: 不安定

安全性情報:

• ピクトグラム: F
• 危険コード: F
• ステートメント: 11-66
• 安全に関する声明: S16-S23-S25-S29-S33
• 生態毒性: 11 酢酸イソブチル 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 370 ㎎/L 1 1;11 酢酸イソブチル 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 95 ㎎/L 2 1;11 酢酸イソブチル 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 250 ㎎/L 3 1;11 酢酸イソブチル 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 110 ㎎/L 4 1;11 酢酸イソブチル ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 25 ㎎/L 5 1;11 酢酸イソブチル ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 34 ㎎/L 6 1;11 酢酸イソブチル ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 23 ㎎/L 7 1;11 酢酸イソブチル 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 17 ㎎/L 8 1

用途:

• 法規制番号: AI4025000 , EINECS2037451 , (2)-735 , (2)-731 , TSCA(110-19-0) , UN-1213 ,
• 用途语: 酢酸イソブチルは、多くの産業で使用される有機化合物で、主に以下の用途に利用されます。まず、溶媒として、ペイント、インク、コーティング、ワックス、接着剤の製造において広く使用され、これらの製品を均一に混合し、塗布する際に役立ちます。また、有機合成の中間体や触媒としても利用され、医薬品、農薬、香料、香辛料の製造に関与することがあります。酢酸イソブチルは染料と香料の製造にも使用され、製品の特性や香りを調整します。さらに、接着剤およびシーラントの材料としても利用され、柔軟性と耐久性を提供します。