ニッケルカルボニル

基本情報

• 化学名: ニッケルカルボニル
• CAS番号: 13463-39-3
• 化学分子式: C₄NiO₄
• 分子量: 170.732
• Mol ファイル ダウンロード: 13463-39-3.mol

別名: Nickelcarbonyl (Ni(CO)4) (8CI); Carbonyl nickel; Nickel carbonyl; Nickeltetracarbonyl; Tetracarbonylnickel; Tetracarbonylnickel(0)

関連する cas 番号: 10000-42-7 100-00-5 1000-05-1 10000-56-3 100007-55-4 100010-02-4 10001-13-5 10001-43-1 100015-12-1 100-01-6

化学物質詳細情報

物性情報:

安全性情報:

• ピクトグラム: Flammable, dangerous fire risk, explodes at 60C (140F). A carcinogen (OSHA). TLV: 0.05 ppm(Ni).
• 危険コード: Flammable, dangerous fire risk, explodes at 60C (140F). A carcinogen (OSHA). TLV: 0.05 ppm(Ni).
• ステートメント: 11-26-40-50/53-61
• 安全に関する声明: S45

用途:

• 法規制番号: (1)-166 , TSCA(13463-39-3) ,
• 紹介と応用です: ニッケルカルボニルは、有機合成、高純度ニッケル粉と鋼などの金属に連続ニッケルコーティングの製造に使用される触媒として用いられます。また、カルボキシレーション、カップリング、およびシクリゼーション反応での触媒としても利用されています。ニッケルカルボニルは、金属冶炼や電子産業においてニッケル蒸着プロセスに用いられ、ニッケル粉とコーテッド金属の製造にも利用されています。さらに、ニッケルの精製のなかで純化中間物質として使用され、石油、プラスチック、ゴム産業で触媒として働くこともあります。ニッケルカルボニルは、水分に溶けず、アルコール、ベンゼン、クロロフォーム、アセトン、エタノール、カルボンテトラクロリド、硝酸などに溶けます。ニッケルカルボニルは、水分に溶けずに有機溶媒と混ぜて使用できます。ニッケルカルボニルは、揮発性液体で、燃えやすい性質を持ち、黄色の炎で燃焼します。ニッケルカルボニルは、ニッケルと四酸化窒素がテトラヘドラル構造で結合するゼロ価compoundです。ニッケルカルボニルは、摂取や吸入により非常に有毒で、発がん性とされます。