四塩化チタン

基本情報

• 化学名: 四塩化チタン
• CAS番号: 7550-45-0
• 化学分子式: CL4TI
• 示性式: TICL4
• 分子量: 189.692
• Hs コード: 2827399000
• Mol ファイル ダウンロード: 7550-45-0.mol

別名: チタン(IV)テトラクロリド , テトラクロロチタン(IV) , テトラクロロチタン , tetrachlorotitanium ,

関連する cas 番号: 79-10-7 70362-50-4 7580-85-0 77474-63-6 74462-02-5 7299-99-2 7783-82-6 7778-43-0 708-06-5 7787-41-9

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 無色の液体
• その他特徴: 腐食性あり。
• 分子量: 189.7
• 比重: 1.72
• 比重測定温度: 18deg C
• 融点: -25deg C
• 混合危険性: 尿素、テトラヒドロフラン等と激しく反応する。
• 加水分解性: 大気中の水分と反応してＨＣｌを発生する。
• 水安定性: 不安定

安全性情報:

• ピクトグラム: F, Xi, C
• 危険コード: F, Xi, C
• ステートメント: 36/37/38-67-65-63-48/20-34-14-11-23-40-37
• 安全に関する声明: S26-S36/37/39-S45-S46-S62-S7/8

用途:

• 法規制番号: XR1925000 , (1)-262 , EINECS2314419 , TSCA(7550-45-0) ,
• 用途语: 四塩化チタン（Titanium(IV) tetrachloride）は、有機合成や触媒反応において重要な役割を果たす無機化合物です。四塩化チタンは主に触媒として使用され、特にゼオライト触媒を活性化する際や、カルベン生成反応においてキラリティーを導入するための触媒として広く利用されます。また、四塩化チタンは有機合成の反応において、カップリング反応やアルドール反応などで触媒として使用され、特に芳香族化合物の合成において有用です。四塩化チタンは強力なルイス酸性を有し、これが有機分子との反応で役立ちます。ただし、四塩化チタンは高い反応性を持つため、取り扱いには慎重が必要であり、特に水分との反応を避ける必要があります。その特有な反応性と触媒としての性質から見ても、四塩化チタンは有機合成化学や触媒研究において重要な化合物とされています。