ニコチン酒石酸塩

基本情報

• 化学名: ニコチン酒石酸塩
• CAS番号: 65-31-6
• 化学分子式: C18H26N2O12
• 示性式: C10H14N2.2(C4H6O6)
• 分子量: 462.411
• Mol ファイル ダウンロード: 65-31-6.mol

別名: ニコチン/L-酒石酸,(1:2) , 3-[(2S)-1-メチル-2-ピロリジニル]ピリジン・2(L-酒石酸) , (S)-ニコチン/(2R,3R)-酒石酸,(1:2) , (-)-ニコチン/L-酒石酸,(1:2) ,

関連する cas 番号: 600-00-0 6000-00-6 6000-06-2 6000-08-4 60002-09-7 60003-46-5 60003-66-9 60-00-4 6000-40-4 60004-36-6

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 結晶
• その他特徴: 毒物
• 分子量: 462.46-
• 溶解度記述: 易溶
• 融点: 90-deg C
• 熱分解性: ＮＯｘとＣＯの有毒ガス発生
• 熱安定性: 不安定

安全性情報:

• ピクトグラム: T+,N
• 危険コード: T+,N
• ステートメント: 26/27/28-51/53
• 安全に関する声明: S13; S28; S45

用途:

• 法規制番号: UN-1659 , QT0350000 , EINECS2006072 ,
• 用途语: ニコチン酒石酸塩（Nicotine, tartrate (1:2), (-)-l-）は、主に喫煙具や喫煙製品の製造において使用されるニコチンの塩です。この化合物は、ニコチンを吸収しやすい形態に変換するために利用されます。酒石酸塩として存在することで、ニコチンの安定性や取り扱いのしやすさが向上し、タバコの製造においては特にニコチンの吸収性を調整するのに役立ちます。また、禁煙治療や喫煙者のニコチン依存症の対処において、喫煙の減少や禁煙をサポートする製品にも利用されています。ただし、ニコチンは中毒性があり、健康への影響が懸念されるため、取り扱いには慎重が必要です。酒石酸塩形態のニコチンは、製品の安定性と利便性を高めつつ、禁煙支援やニコチンの摂取をコントロールするために工業的に応用されています。