塩化ベンゼン

基本情報

• 化学名: 塩化ベンゼン
• CAS番号: 108-90-7
• 化学分子式: C6H5CL
• 示性式: (C6H5)CL
• 分子量: 112.559
• Hs コード: 29039190
• Mol ファイル ダウンロード: 108-90-7.mol

別名: 3-クロロベンゼン , 4-クロロベンゼン , 1-クロロベンゼン , フェニルクロリド , クロロベンゼン ,

関連する cas 番号: 10000-42-7 100-00-5 1000-05-1 10000-56-3 100007-55-4 100010-02-4 10001-13-5 10001-43-1 100015-12-1 100-01-6

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 透明な無色の液体，流動性が良い
• 臭気: 巴旦杏のような香り
• その他特徴: 揮発性。燃えやすい。緩い麻酔性。
• 分子量: 112.56
• 比重: 1.1-1.11
• 比重測定温度: 15.5-20deg C
• 蒸気密度: 3.88
• 水溶性: 448-471.7
• 水溶性測定温度: 25deg C
• 溶解度記述: 水に不溶
• 蒸気圧: 10hPa
• 蒸気圧測定温度: 22.2deg C
• オクタノール／水分配係数: 2.18-2.84
• 融点: -45.2--44.9deg C
• 沸点: 131.6-131.7deg C
• 燃焼性: 熱、炎に触れると火災を起こし危険性がある。熱、炎に触れると中等度の爆発災害を起こす。
• 発火点: 638deg C
• 引火点: 29.4deg C
• 混合危険性: 激しく反応する。
• 混合発火危険性程度: 空気と容易に爆発性混合ガスをつくる。
• 爆発範囲: 1.3%
• 濃縮性: 無し～低い
• 代謝性: ウサギに０．５ｇ／Ｋｇ投与した実験では、投与量の２７％は未変化のまま呼気に出、２５％はグルクロン酸、２７％は硫酸、２０％はメルカプツール酸の抱合体として尿中に排泄される。
• 熱分解性: 熱に不安定
• 熱安定性: 不安定
• 生物分解性: 難分解性
• 生物濃縮性: 低濃縮性
• オクタノール／水分配係数: 2.84

安全性情報:

• ピクトグラム: Xn,N,T,F
• 危険コード: Xn,N,T,F
• ステートメント: 10-20-51/53-40-39/23/24/25-23/24/25-11
• 安全に関する声明: S24/25-S61
• 生態毒性: 15 クロロベンゼン ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >2.2 ㎎/L 6 1;15 クロロベンゼン ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 0.72 ㎎/L 7 1;15 クロロベンゼン 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 6.6 ㎎/L 8 1;15 クロロベンゼン 魚類初期生活段階毒性試験（ELS試験）最小影響濃度 魚類 LOEC 0.63 ㎎/L 13 1;15 クロロベンゼン 魚類初期生活段階毒性試験（ELS試験）無影響濃度 魚類 NOEC 0.25 ㎎/L 14 1

用途:

• 用途語: 中間物;合成樹脂;防汚剤;その他有機化学製品;希釈剤
• 法規制番号: (3)-31 , EINECS2036285 , TSCA(108-90-7) , UN-1134 ,