エナラプリルマレイン酸塩

基本情報

• 化学名: エナラプリルマレイン酸塩
• CAS番号: 76095-16-4
• 化学分子式: C₄H₄O₄・C₂₀H₂₈N₂O₅
• 分子量: 492.526
• Hs コード: 29339900
• Mol ファイル ダウンロード: 76095-16-4.mol

別名: (-)-1-[N-[(S)-1-(エトキシカルボニル)-3-フェニルプロピル]-L-アラニル]-L-プロリン・マレイン酸 , 1-[N-[(S)-1-(エトキシカルボニル)-3-フェニルプロピル]-L-アラニル]-L-プロリン・マレイン酸 , 1-[N-[(S)-1-(エトキシカルボニル)-3-フェニルプロピル]-L-アラニル]-L-プロリン・(Z)-2-ブテン二酸 ,

関連する cas 番号: 70000-19-0 70000-22-5 70000-39-4 70000-41-8 700-00-5 70001-17-1 70001-18-2 70001-21-7 700-02-7 7000-29-5

化学物質詳細情報

物性情報:

安全性情報:

• ピクトグラム: Xi
• 危険コード: Xi
• ステートメント: 36/37/38
• 安全に関する声明: S22; S24/25; S36/37; S26

用途:

• 利用例: アンギオテンシン変換酵素阻害剤 ,
• 法規制番号: EINECS2783757 , 8-(1)-1837 ,
• 紹介と応用です: エナラプリルマレイン酸塩は、長効性のアンギオテンシン変換酵素（ACE）阻害剤であり、高血圧と心不全の治療に用いられます。骨格筋や脳で合成されるグルタミンと同様に、エナラプリルマレイン酸塩も食品産業や医薬品のサプリメントとして用いられます。研究においては、糖尿病性血管障害の研究や豚の血漿中のACE阻害（IC50=1.2nM）に用いられます。ACE阻害剤は、血圧調節と体液バランスに重要な作用を果たすレニン-アンジオテンシン-アルドステロンシステムを妨害します。エナラプリル、エナルプリラット二水和物、エナルプリラット、エナラプリル-d5 マレイン酸塩など、他のACE阻害剤も同様の用途で治療と研究に用いられます。エナラプリルマレイン酸塩は、カプトップリルに次ぐ第二のACE阻害剤であり、効果が長持ちで副作用が少ないため、他のACE阻害剤と比較して好都合な選択肢とされています。