ヨウ素

基本情報

• 化学名: ヨウ素
• CAS番号: 7553-56-2
• 化学分子式: I2
• 示性式: I2
• 分子量: 253.809
• Hs コード: 2801200000
• Mol ファイル ダウンロード: 7553-56-2.mol

別名: ヨウ素 , 沃素 , iodine ,

関連する cas 番号: 70000-19-0 70000-22-5 70000-39-4 70000-41-8 700-00-5 70001-17-1 70001-18-2 70001-21-7 700-02-7 7000-29-5

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 黒紫色の金属光沢をもつ片状又は破砕状の結晶。斜方形。
• 臭気: 特有な臭気
• その他特徴: 腐食性がある。昇華性物質。劇物。鋭い酸味。
• 分子量: 253.8-253.81
• 比重: 4.93
• 比重測定温度: 25deg C
• 水溶性: 160
• 水溶性測定温度: 0deg C
• 溶解度記述: 水に微溶
• 蒸気圧: 1hPa
• 蒸気圧測定温度: 38.7deg C
• オクタノール／水分配係数: 2.49
• 融点: 113.5deg C
• 沸点: 184.4-185.24deg C
• 燃焼性: 引火性。爆発性はない。
• 混合危険性: カリウムとは爆発的反応。炭化カルシウム、水素化ナトリウム、炭化ストロンチウム、炭化バリウムとは白熱反応。
• 混合発火危険性程度: アセチレン、二フッ化酸素とは爆発。ルビジウム、アルミニウム、ウラン、五フッ化臭素、三フッ化塩素、炭化ルビジウム、二炭化ジルコニウムとは発火、リチウム、リン、リン化マグネシウムとは加熱により発火。
• 熱分解性: 熱に不安定
• 熱安定性: 不安定

安全性情報:

• ピクトグラム: Xn, N
• 危険コード: Xn, N
• ステートメント: 36/37/38-50-20/21
• 安全に関する声明: 26-61-25-23

用途:

• 法規制番号: EINECS2314424 , TSCA(7553-56-2) ,
• 用途语: ヨウ素（Iodine）は、有機合成、医薬品、食品添加物、および消毒など多岐にわたる用途で利用されるハロゲン元素です。有機合成においては、ヨウ素はアルケンやアルキンのハロゲン化、芳香族化合物のヨウ素化などの反応に利用され、さまざまな有機化合物の合成に寄与します。また、医薬品や医療分野では、ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成要素であり、ヨウ素不足の防止や放射線診断剤としても使用されます。食品添加物としては、ヨウ素は食塩に添加され、甲状腺機能の維持に寄与します。消毒薬としても広く使われ、ヨウ素溶液は傷口や手術部位の消毒に利用されます。ヨウ素はその多様な特性から、さまざまな産業や分野で重要な役割を果たしており、その用途は広範かつ多岐にわたります。