モルホリン

基本情報

• 化学名: モルホリン
• CAS番号: 110-91-8
• 化学分子式: C4H9NO
• 分子量: 87.1216
• Hs コード: 2934.90
• Mol ファイル ダウンロード: 110-91-8.mol

別名: モルホリン , morpholine ,

関連する cas 番号: 10000-42-7 100-00-5 1000-05-1 10000-56-3 100007-55-4 100010-02-4 10001-13-5 10001-43-1 100015-12-1 100-01-6

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 無色吸水性油状物
• 臭気: アミン臭
• その他特徴: 蒸気をだして揮発する。
• 分子量: 87.12-87.14
• 比重: 1
• 比重測定温度: 20deg C
• 蒸気密度: 3
• 溶解度記述: 可溶
• 蒸気圧: 10hPa
• 蒸気圧測定温度: 23deg C
• 融点: -7--5deg C
• 沸点: 128-129deg C
• 燃焼性: 炎、熱、酸化剤への曝露により引火危険性。
• 発火点: 310deg C
• 引火点: 38deg C
• 爆発範囲: 2%
• 濃縮性: 無し～低い
• 熱分解性: 加熱分解し毒性の高いＮＯｘガスを発性
• その他の化学反応: 酸化性物質と反応し得る。
• 熱安定性: 不安定
• 生物分解性: 難分解性
• 生物濃縮性: 低濃縮性
• オクタノール／水分配係数: -1.08

安全性情報:

• ピクトグラム: C
• 危険コード: C
• ステートメント: 10-20/21/22-34
• 安全に関する声明: S23-S36-S45
• 生態毒性: 8 モルホリン 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 58 ㎎/L 1 1;8 モルホリン 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 31 ㎎/L 2 1;8 モルホリン 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 51 ㎎/L 3 1;8 モルホリン 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 31 ㎎/L 4 1;8 モルホリン ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 45 ㎎/L 5 1;8 モルホリン ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 12 ㎎/L 6 1;8 モルホリン ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 5.0 ㎎/L 7 1;8 モルホリン 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 >100 ㎎/L 8 1;8 モルホリン 魚類急性毒性試験 14日間 半数致死濃度 魚類 LC50 >92 ㎎/L 9 1;8 モルホリン 魚類急性毒性試験 14日間 無影響濃度 魚類 NOEC 49 ㎎/L 10 1

用途:

• 法規制番号: (5)-859 , 8-(7)-425 , EINECS2038151 , QD6475000 , TSCA(110-91-8) , UN-2054 ,
• 用途语: モルホリン（Morpholine）は、有機化合物で、6員環の分子構造を持つ無色の液体です。モルホリンは、多くの工業的な用途があります。その主な用途の一つは、冷却材としての利用です。モルホリンは、冷却水回路で熱を運び、熱を吸収して系を冷却するために使用されます。また、モルホリンは有機合成の中間体としても重要で、さまざまな化学反応で使用されます。さらに、モルホリンはゴムおよびプラスチックの製造において可塑剤として使用され、その他の用途としては、製薬業界で薬物合成やポリマーの安定性向上などがあります。モルホリンは、その多くの工業的な用途と多様な性質から、広く使用されている化合物の一つです。