ジクロロエチルエーテル

基本情報

• 化学名: ジクロロエチルエーテル
• CAS番号: 111-44-4
• 化学分子式: C4H8CL2O
• 示性式: (CH2CLCH2)2O
• 分子量: 143.013
• Hs コード: 29091900
• Mol ファイル ダウンロード: 111-44-4.mol

別名: 2,2′-オキシビス(1-クロロエタン) , ジ(2-クロロエチル)エーテル , ビス(2-クロロエチル)エーテル , 1,1′-オキシビス(2-クロロエタン) , オキシビスエチレンジクロリド , 1-クロロ-2-(2-クロロエトキシ)エタン , 1-chloro-2-(2-chloroethoxy)ethane ,

関連する cas 番号: 10000-42-7 100-00-5 1000-05-1 10000-56-3 100007-55-4 100010-02-4 10001-13-5 10001-43-1 100015-12-1 100-01-6

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 無色の安定な液体
• 臭気: ３５ｐｐｍで弱い刺激臭。容易に検出。クロロホルムに似た臭気。
• その他特徴: 多くの有機溶媒に可溶。水に不溶。
• 分子量: 143.02
• 比重: 1.21-1.22
• 比重測定温度: 20deg C
• 蒸気密度: 4.93
• 溶解度記述: 不溶
• 蒸気圧: 0.7hPa
• 蒸気圧測定温度: 20deg C
• 融点: -51.9--24.5deg C
• 沸点: 178-178.5deg C
• 燃焼性: 熱、炎、酸化性物質に触れれば燃える。爆発の危険性有り。消火には水、泡消火剤、霧状にした水、霧、水煙、粉末消火剤を用いる。
• 発火点: 369deg C
• 引火点: 131deg C
• 濃縮性: 無し～低い
• 加水分解性: 水，水蒸気と反応して、毒性と腐食性のあるガスを発生
• 酸アルカリ分解性: 発煙硫酸，クロロスルホン酸を激しく反応
• 熱分解性: 加熱すると分解し、高度の毒性のあるガスを発生
• その他の化学反応: 酸化性物質と激しく反応することがある。
• 水安定性: 不安定
• 酸塩基安定性: 不安定
• 熱安定性: 不安定
• 生物分解性: 難分解性
• 生物濃縮性: 低濃縮性

安全性情報:

• ピクトグラム: T,T+,F
• 危険コード: T,T+,F
• ステートメント: 10-26/27/28-40-39/23/24/25-23/24/25-11
• 安全に関する声明: S27-S28-S36/37-S45-S7/9
• 生態毒性: 8 ビス(2-クロロエチル)エーテル 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 340 ㎎/L 1 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 56 ㎎/L 2 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 190 ㎎/L 3 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 63 ㎎/L 4 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 410 ㎎/L 5 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 19 ㎎/L 6 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 3.1 ㎎/L 7 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 >100 ㎎/L 8 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル 魚類急性毒性試験 14日間 半数致死濃度 魚類 LC50 >100 ㎎/L 9 1;8 ビス(2-クロロエチル)エーテル 魚類急性毒性試験 14日間 無影響濃度 魚類 NOEC 25 ㎎/L 10 1

用途:

• 利用例: 農業殺菌剤 , 燻蒸剤 ,
• 法規制番号: KN0875000 , (2)-382 , EINECS2038701 , TSCA(111-44-4) , UN-1916 ,