１，３－ジフェニルグアニジン

基本情報

• 化学名: １，３－ジフェニルグアニジン
• CAS番号: 102-06-7
• 化学分子式: C13H13N3
• 示性式: (C6H5NH)2C=NH
• 分子量: 211.266
• Hs コード: 29252000
• Mol ファイル ダウンロード: 102-06-7.mol

別名: N-(フェニル)-N′-(フェニル)グアニジン , N,N′-ジフェニルグアニジン , 1,2-ジフェニルグアニジン , 1,3-ジフェニルグアニジン , N,N′′-ジフェニルグアニジン , ビス(フェニルアミノ)(イミノ)メタン , N,N'-ジフェニルグアニジン , N,N'-diphenylguanidine ,

関連する cas 番号: 10000-42-7 100-00-5 1000-05-1 10000-56-3 100007-55-4 100010-02-4 10001-13-5 10001-43-1 100015-12-1 100-01-6

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 白色粉末または粒状
• 臭気: 無臭
• その他特徴: 苦味
• 分子量: 211.27-211.29
• 比重: 1.11-1.23
• 比重測定温度: 25deg C
• 溶解度記述: 難溶
• 融点: 144-151.5deg C
• 臨界温度: 140
• 熱分解性: 加熱分解し、ＮＯｘの毒性ガスを発生
• 熱安定性: 不安定
• 生物分解性: 難分解性
• 生物濃縮性: 低濃縮性

安全性情報:

• ピクトグラム: Xn,N
• 危険コード: Xn,N
• ステートメント: 22-36/37/38-51/53-62
• 安全に関する声明: S26-S36/37/39-S61
• 生態毒性: 10 グアニジン,1,3-ジフェニル- 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 7.6 ㎎/L 1 1;10 グアニジン,1,3-ジフェニル- 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 0.18 ㎎/L 2 1;10 グアニジン,1,3-ジフェニル- 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 2.9 ㎎/L 3 1;10 グアニジン,1,3-ジフェニル- 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 0.18 ㎎/L 4 1;10 グアニジン,1,3-ジフェニル- ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 8.1 ㎎/L 5 1;10 グアニジン,1,3-ジフェニル- ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >2.2 ㎎/L 6 1;10 グアニジン,1,3-ジフェニル- ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 2.2 ㎎/L 7 1;10 グアニジン,1,3-ジフェニル- 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 17 ㎎/L 8 1

用途:

• 法規制番号: (3)-2189 , (3)-480 , EINECS2030021 , MF0875000 , TSCA(102-06-7) , UN-2811 ,
• 用途语: 1,3-ジフェニルグアニジン（1,3-Diphenylguanidine、DPG）は、主にゴム工業で利用される化学物質で、その主要な用途はゴム製品の製造における加硫促進剤としての役割です。DPGは天然ゴムおよび合成ゴムの硫黄架橋反応を促進し、ゴム製品の品質を向上させ、耐久性、強度、耐摩耗性、および耐熱性を増加させます。これにより、自動車タイヤ、ゴムホース、シーリング材、靴、ゴム手袋など、幅広いゴム製品の生産に貢献します。さらに、1,3-ジフェニルグアニジンは有機合成化学や一部の工業プロセスにおいても利用され、官能基の導入や中間体の合成に役立ちます。この化合物は多目的な化学物質であり、ゴム工業および化学合成分野で広く使用され、製品の品質と性能向上に寄与します。各使用法に関して、正確な操作と安全ガイドラインに従うことが必要です。