アクリル酸ブチル

基本情報

• 化学名: アクリル酸ブチル
• CAS番号: 141-32-2
• 化学分子式: C7H12O2
• 示性式: CH2=CHCOOC4H9
• 分子量: 128.171
• Hs コード: 2916129000
• Mol ファイル ダウンロード: 141-32-2.mol

別名: ブチル=アクリラート , プロペン酸ブチル , 2-プロペン酸ブチル , アクリル酸ブチル , ブチル プロパ-2-エノアート , butyl prop-2-enoate ,

関連する cas 番号: 10000-42-7 100-00-5 1000-05-1 10000-56-3 100007-55-4 100010-02-4 10001-13-5 10001-43-1 100015-12-1 100-01-6

化学物質詳細情報

物性情報:

• 分子量: 128.17
• 比重: 0.89
• 比重測定温度: 20-25deg C
• 水溶性: 72-1600
• 水溶性測定温度: 20-25deg C
• 溶解度記述: 難溶
• 蒸気圧: 10-20hPa
• 蒸気圧測定温度: 35.5-104deg C
• オクタノール／水分配係数: 2.36
• 融点: -64.6--64deg C
• 沸点: 146-148deg C
• 粘度: 0.81
• 引火点: 98.9deg C
• 爆発範囲: 1.5%
• 生物分解性: 良好
• 生物分解性: 良分解性

安全性情報:

• ピクトグラム: F,Xn,Xi
• 危険コード: F,Xn,Xi
• ステートメント: 11-20/21/22-37/38-43-52/53-36/37/38-10
• 安全に関する声明: S9
• 生態毒性: 11 アクリル酸n-ブチル 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 1.7 ㎎/L 1 1;11 アクリル酸n-ブチル 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 0.077 ㎎/L 2 1;11 アクリル酸n-ブチル 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 0.89 ㎎/L 3 1;11 アクリル酸n-ブチル 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 0.10 ㎎/L 4 1;11 アクリル酸n-ブチル ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 5.2 ㎎/L 5 1;11 アクリル酸n-ブチル ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >1.0 ㎎/L 6 1;11 アクリル酸n-ブチル ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 1.0 ㎎/L 7 1;11 アクリル酸n-ブチル 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 2.4 ㎎/L 8 1

用途:

• 法規制番号: UD3150000 , (2)-989 , EINECS2054807 , TSCA(141-32-2) ,
• 用途语: アクリル酸ブチル（Butyl acrylate）は、アクリル酸とブタノールから合成されるアクリル酸エステルで、幅広い工業的用途に利用されます。主に塗料やコーティングの成分として使用され、表面の保護、耐候性の向上、光沢の提供に役立ち、建設、自動車、家具などの分野で広く利用されています。また、接着剤としても使用され、異なる材料を強固に結合させます。さらに、プラスチックや染料、インクの製造にも貢献し、柔軟性や色彩の向上に寄与します。その多様な用途により、アクリル酸ブチルは産業製品の生産と品質向上に欠かせない化合物であり、適切な取り扱いと安全対策が必要です。