ｏ－トルイジン

基本情報

• 化学名: ｏ－トルイジン
• CAS番号: 95-53-4
• 化学分子式: C7H9N
• 示性式: CH3(C6H4)NH2
• 分子量: 107.155
• Hs コード: 29214300
• Mol ファイル ダウンロード: 95-53-4.mol

別名: 2-メチルベンゼン-1-アミン , o-メチルフェニルアミン , 2-アミノトルエン , 2-メチルベンゼンアミン , o-メチルアニリン , 2-メチルアニリン , o-アミノトルエン , 2-メチルフェニルアミン , 1-アミノ-2-メチルベンゼン , 2-methylaniline ,

関連する cas 番号: 94213-36-2 99948-85-3 94088-08-1 94071-14-4 93778-70-2 94158-07-3 94313-73-2 96446-11-6 93940-62-6 94134-13-1

化学物質詳細情報

物性情報:

• 外観: 無色の液体，微黄色液体
• その他特徴: 水、うすい酸にわずかに溶ける。アルコール、エーテルに溶ける。
• 分子量: 107.15-107.17
• 比重: 1
• 比重測定温度: 20deg C
• 蒸気密度: 3.69
• 水溶性: 15000
• 水溶性測定温度: 25deg C
• 溶解度記述: 微溶
• 蒸気圧: 0.1-1hPa
• 蒸気圧測定温度: 20-44deg C
• オクタノール／水分配係数: 1.32-1.34
• 融点: -21--15.5deg C
• 沸点: 199.7-202deg C
• 燃焼性: 熱、火炎に曝すと燃える。消火には泡沫、二酸化炭素、粉末消火剤を使用。
• 発火点: 482deg C
• 引火点: 185deg C
• 混合発火危険性程度: 硝酸と発火の危険性。
• 代謝性: 呼吸器を通して体内に侵入する場合が多いが、皮膚からの吸収もみられる。体内に入ったトルイジンは，主に芳香族の水酸化とメチル基の酸化によって代謝される。
• 熱分解性: 加熱分解し、ＮＯｘの有毒なガスを発生
• 生物分解性: 良好
• その他の化学反応: 硝酸と激しく反応。危険物。空気又は日光にさらすと赤かっ色に変化。
• 熱安定性: 不安定
• 生物分解性: 難分解性
• 生物濃縮性: 低濃縮性
• オクタノール／水分配係数: 1.32
• オクタノール／水分配係数: 1.31
• オクタノール／水分配係数: 1.29
• オクタノール／水分配係数: 1.61

安全性情報:

• ピクトグラム: T, N, F
• 危険コード: T, N, F
• ステートメント: 45-23/25-36-50-35-20/22-10-39/23/24/25-23/24/25-11
• 安全に関する声明: S45-S53-S61
• 生態毒性: 7 o-トルイジン 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 120 ㎎/L 1 1;7 o-トルイジン 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 6.4 ㎎/L 2 1;7 o-トルイジン 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 31 ㎎/L 3 1;7 o-トルイジン 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 2.9 ㎎/L 4 1;7 o-トルイジン ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 16 ㎎/L 5 1;7 o-トルイジン ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 0.066 ㎎/L 6 1;7 o-トルイジン ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 0.013 ㎎/L 7 1;7 o-トルイジン 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 150 ㎎/L 8 1;7 o-トルイジン 魚類急性毒性試験 14日間 半数致死濃度 魚類 LC50 >100 ㎎/L 9 1;7 o-トルイジン 魚類急性毒性試験 21日間 半数致死濃度 魚類 LC50 >100 ㎎/L 11 1;7 o-トルイジン 魚類急性毒性試験 21日間 無影響濃度 魚類 NOEC 13 ㎎/L 12 1

用途:

• 法規制番号: 4-(12)-293 , 4-(12)-412 , UN-1708 , XU2975000 , (3)-186 , EINECS2024290 , TSCA(95-53-4) , UN-3451 ,
• 用途语: o-トルイジンは、有機合成化学や染料製造などで幅広く利用される化合物であり、その主な用途は多岐にわたります。この化合物は、医薬品の合成において中間体として使われ、特に染料や顔料の製造においては、色素の合成に不可欠な成分として広く利用されます。また、o-トルイジンはゴムや樹脂の製造においても触媒や中間体としての機能があり、特定の有機化合物の製造において役立ちます。工業的には、o-トルイジンはポリウレタンやポリイソシアネートの製造にも関与しており、これらの高分子材料は絶縁材や接着剤、塗料など様々な製品に利用されています。